つわりと突発性難聴に苦しむ

とにかくつわりがつらかった。食べられるものはなぜか揚げ物(笑)
特にかつ丼が常に食べたくて、初めてお一人様定食屋デビューしたのもこの頃。
食べては吐いての繰り返しで「かつ丼代無駄だったな~・・」と思いながらのオエオエ。

 

そして何より、こんなに世の中は異臭であふれているのか!!と驚愕したのも妊娠初期。
王道のご飯の炊ける匂いから、遠くの誰かが飲んでいるのであろう缶コーヒーの臭いまで正確にキャッチ!その匂いでまた気分が悪くなりオエオエ。

 

もう吐くのも日常と化す。
最初は心配そうに見ていた主人も、そのころになると「おー行っておいで」てなもんだ。

 

「なんで私ばかりこんなしんどいことを・・」とイライラがピークに達したころに、ふと耳の中で自分の声がエコーがかかる。

 

なにこれ。

 

すっごい別の意味で気持ちが悪い。

 

テレビの音も換気扇や洗濯機の音も爆音になってきた。
どーゆーこっちゃ!!世の中は異臭であふれているとばかり思っていたが今度は騒音かーーーい!!!

 

急いで耳鼻科へ駆け込むと「突発性難聴」との診断。

 

まあ自己免疫力が低下してるから云々というような説明だったと思う(エコー入ってるからうまく聞き取れない)

 

しかも妊娠中だから薬も出せない。まあつわりが落ち着いたら時期に収まるよ(みたいなニュアンスだったはず)

 

つまり。

 

臭い防止で鼻栓+マスクだった私に、プラス耳鳴りという最強コラボ。

 

臭いわ吐くわ耳鳴りだわ。もう毎日生きていくので精いっぱいで正直おなかの赤ちゃんがいとおしいとか、そんな感情まではもてなかった。

 

ひたすら「安定期まで・・安定期に入ったらきっとなくなる・・」と自分に暗示をかけて早く時が過ぎるのをひたすら待った。

 

仕事も休みがちになっていたが、事情を説明すると寛容な会社判断で「体調が戻り次第」という、なんともざっくりとした話でお休みを頂くことができた。

 

それもまたプレッシャーになり、「早く復帰しないと。産んだらまた1年は離れるんだから引き継ぎもまだだし」とか今思えば、どうにでもなる事を勝手に抱え込んで、1人でイライラしていたように思う。

 

CMに出てくるような、ふんわり優しい笑顔でおなかをなでる。なんて余裕はとてもじゃないがなかった。

 

もう少し穏やかに過ごせたらよかった。
そしたらまだお腹の中は居心地がよかったのかもしれない。
「私にしかできない仕事」は、勤務の話じゃなく「母親になること」だったのに。

 


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